教皇訪日物語

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1981年の教皇来日は大きな出来事だった。
単に一人の国家元首が訪日されたということだけでなく、
一人の宗教的な指導者、
それもソ連時代の弾圧をフルに体験しているポーランド教皇が、
過去に対する憎しみのかけらも見せず、
ひたすら許しと寛容と愛を伝えに来られた姿を
現実に見せられたことは、
政治的・思想的対立を超える一つの現実的な方法を示したという点で
画期的であったと思う。
 
曽野綾子「雪の長崎、教皇歓迎の光景を忘れない」より
 
著者等紹介 水浦征男(みずうら・いくお)
1941年11月20日神戸市生まれ。
1944年に五島列島疎開し、1954年3月まで過ごす。
1960年3月、聖母の騎士学園高校を卒業してコンベンツアル聖フランシスコ修道会入会。
1968年3月20日、司祭叙階。
1975年3月、上智大学大学院文学研究科新聞学専攻修士課程修了。
1975年4月、カトリック中央協議会広報委員会勤務。
1982年8月、アシジ・サクロコンベントに赴任。
1985年4月から2009年3月まで、聖母の騎士社勤務。
2009年4月、西宮・カトリック仁川教会主任司祭。
 
自社コード 0258
ISBN 978-4-88216-325-1
C0195
分類  聖母文庫
価格(税込) \525
サイズ 文庫サイズ
頁数 251
出版年月 2011/2
 
水浦征男=著